大原区

演し物 大太鼓
住所 小浜市小浜大原
世帯数 31戸
人口 71人

区のみどころ

明治 7年に、清水町・今道町の一部が合併して大原町となり、明治 22年に大原区となった。西林寺は永和 3年の創建とも言われる時宗の寺で今もJR青井ガードを潜った左に石段の跡を残している。丹後街道があり清水番所が設けられて小浜城下の玄関口でもあり、西口を固めていた。今道は、常高寺建立によるつけ替えで出来た「今の道」でそれまでは滝町が清水町につながっていた。現在では、昔のたたずまいを残している軒並みで、閑静な住宅街となっている。

出し物の由来

江戸時代の祇園祭礼において、清水町・山岸町・甲絽町・浜浦町・文殊丸町と共に、「参宮」の練り子を出していました。又、今道町は延宝七年「能因法師」の練り子を、安政五年は「花筏」の練り子を出していることが記録からわかる。戦後、昭和二十六年~二十九年は、八木節で参加。その後、神輿にするか、大太鼓にするかで検討されたが、昭和三十三年(1958年)西津宗像神社七年祭りの小松原川西区に指導を受け、大原区大太鼓として放生祭に参加するようになった。

出し物のみどころ

大原区の大太鼓は、鐘・笛が入り、囃子に合わせて 半棒を立ち回らせる勇壮なものである。棒術者には、中棒、後棒があり、この三人と大太鼓の打ち手が意気投合したところがひときわ豪快である。